この頃から初春までに育った椎茸は冬茹(どんこ)と呼ばれる。寒い空気にさらされて育つため、肉厚で身が締まり、味が濃厚。特に国産原木栽培の冬茹は栽培量が少なく、とても貴重とされている。永楽屋は原木栽培の冬茹椎茸から特に小粒のものを厳選する。
この貴重な冬茹干し椎茸を一日以上かけて戻し、そこからじっくりと時間をかけて炊き上げる。
自然の中で育つ素材に同じものはひとつとしてない。扱う椎茸の状態や作る日の気候によって味つけや時機を加減し、長年培ってきた職人の腕で変わらぬ味に仕上げる。
永楽屋の「一と口椎茸」は、国産原木栽培の小粒椎茸を厳選し、職人の手でじっくりと炊き上げた弊店自慢の逸品です。
椎茸の旨味と醤油の風味が一体となった絶妙なまろやかさを是非、ご堪能ください。